介護職員の職場と仕事内容は？未経験者ができる介護業務について

このページでは介護職員（介護施設で働く人達全般）の仕事や職場について説明します。

介護職員のことを「介護士」という呼ぶことがありますが、介護施設で働く人の代表的な資格には次の４つがあります。

介護職の資格がなくても働けますので、この点についても説明します。

介護職員の働く場所は？

介護の仕事は大きくわけて次の3つがあります。

入所型	施設に入院している人のお世話をします。例：有料老人ホームなど
通所型	在宅で介護されている人が施設に通ってきます。例：デイサービス・デイケア
訪問型	利用者の家を訪ねてお世話をします。例：訪問介護・訪問入浴

基本的な仕事は利用者の生活の補助です。食事・排せつ・着替え・入浴のほか、話し相手になったり一緒に散歩へ行くのも大事な仕事です。

未経験・資格なしでも介護施設で働けます。多くの事業所が人手不足ですし、未経験者でも3カ月で一通りのことを覚えられるので十分な戦力になります。

もっとも資格がなければ有資格者に比べて給料は低くなります。

介護資格がないと「身体介護」という業務ができません。「身体介護」とは、食事・排せつ・着替え・入浴のような、体に直接触れる介護のことです。

身体介護をするには介護職員初任者研修を修了している必要があります。

これから介護施設で働いていこうという人は、まずは介護職員初任者研修を修了するのが最初の目標になります。

介護現場の代表的な資格は介護職員初任者研修・実務者研修・介護福祉士・ケアマネージャー（介護支援専門員）があります。

実務者研修とは、基本的な介護能力を高めるために取る資格です。未経験者向けの「介護職員初任者研修」からランクアップしています。

訪問介護事業所で必ず配置される「サービス提供責任者」になるために必要です。

実地研修を受けると、原則として医師や看護師以外には認められていなかった「たん吸引」や「経管栄養」ができるようになります。

「介護福祉士」は、介護現場で働く資格の中で唯一の国家資格です。

介護福祉士試験を受験するためには、３年の実務経験と、実務者研修の２つの要件を満たす必要があります。

一定の経験やスキルがある証明になるので、転職に有利です。介護報酬制度で有利になるので、資格手当がついて収入アップも見込めます。

ケアマネージャー（介護支援専門員）は、介護保険に関するスペシャリストです。

介護される本人やその家族が介護保険サービスを受けられるよう、ケアプラン（サービス計画書）を作成したり、ケアプラン通りに介護生活を送れるように介護サービス事業者との調整を行います。

介護資格の中でも最上位の位置する資格で、介護福祉士がステップアップのために取得するケースもあります。介護福祉士の資格を持っていて、業務に従事している期間が通算して5年以上あれば受験できます。

介護専門のおすすめ転職サイト

対応エリア	北海道,宮城,新潟,石川,東京,神奈川,千葉,埼玉,群馬,栃木,茨城,大阪,兵庫,京都,滋賀,奈良,和歌山,愛知,岐阜,静岡,三重,広島,山口,岡山,福岡,佐賀
得意分野	ケアマネージャー,介護福祉士（介護士）,介護職員基礎研修,介護職員初任者研修,介護職員実務者研修,社会福祉主事任用,介護未経験・介護資格なし
条件	無資格OK、未経験OK