介護職員の給与は安いです。常勤の正社員でも「月に4~5回は夜勤しなければ手取り20万円に届かない」なんて人も少なくありません。
資格を持っている場合、派遣社員なら時給1500円以上の仕事を選ぶことができます。正社員と同程度の収入を得られますし、場合によっては派遣社員のほうが給与が高くなることもあります。
現在は多くの介護施設が人手不足なので、派遣社員の求人も多く出ています。「短期間で稼ぎたい」という方には派遣社員がおすすめです。
正社員の平均給与はどれくらい?
厚生労働省が公表した令和6年度介護従事者処遇状況等調査によると、介護職員等処遇改善加算を取得している施設で働く介護職員(月給・常勤者)の給与水準は次の通りです。
| 令和5年度 | 令和6年度 | 増減 | |
|---|---|---|---|
| 基本給等(月額) | 242,680円 | 253,810円 | +11,130円(+4.6%) |
| 平均給与額(手当・一時金込み) | 約32.5万円 | 約33.8万円 | +13,960円(+4.3%) |
近年、処遇改善加算の効果もあり介護職員の給与は毎年上昇しています。とはいえ、施設や地域、資格の有無によって差があるのは事実です。
派遣は好条件の求人も見つけやすい
派遣で働く場合、資格やエリアによっては時給1,500円以上の求人を見つけられることもあります。
派遣社員で働く場合はボーナスがないことがほとんどです。しかし、時給1,500円で160時間働けば24万円の給与になるため、条件次第では正社員と同等かそれ以上の収入を得られる可能性があります。
無資格であっても時給1,300円前後からの求人がある地域もあります。
夜勤専従は1日3万円ほどになる
夜勤専従とは、日勤をしないで夜勤だけをする働き方のことです。
夜勤手当がつくので時給そのものが高く、1回の出勤で2万5千円~3万円ほどの給与になる職場があります。
常勤の正社員でも月収30万円になる施設は少ないので「介護のスキルを活かして稼ぎたい」という方に夜勤専従はおすすめです。
普段は介護施設で正社員として働いている人が、Wワークで月に1~2回だけ派遣の夜勤をしていることもあります。
パートよりは派遣のほうがずっと高くなる
パートなら最低時給額~時給1000円ほどの職場が多いです。パートで働くよりは派遣社員として働いた方が収入アップしやすいです。
派遣で稼ぐための注意点は「サービス残業をしないこと」
介護でも派遣なら時給の高い働き方ができます。しかし、日常的に「サービス残業」が発生する職場では、高時給の意味もなくなります。
もしもサービス残業があるなら派遣会社の担当者に相談しましょう。派遣会社も派遣スタッフがサービス残業をしていたら売上になりません。まともな派遣会社なら、きっちり請求しています。
ただし交渉力が低く取引先の少ない中小派遣会社では、派遣先のサービス残業を許容することがあります。そんな派遣会社を使わないよう、信頼できる大手の派遣会社を利用することをお勧めします。
