退職したいと伝えて「今辞められたら困る」と引き止められた時の対処法

介護の仕事にやりがいはあるんですが、給与や職場環境が厳しいので退職したいです

今辞められたら困る。もう少しだけ待ってくれ。

人手不足の介護施設において、退職を引き止められるのはよくあることです。上司・雇用主側が引き止める際の発言によってどうすべきかは変わります。

「労働条件を改善する場合」と「残っている職員・利用者を理由にする場合」で対応が異なります。

１.労働条件を改善してくれる場合は？

労働条件を改善しよう。給与アップ＆公休日を考え直すから残ってくれないか？

このように引き止められるなら比較的まともな職場です。どれだけ条件を改善してくれるかわかりませんが、交渉の余地があります。

など、きっちりと自分自身が許せるラインを決めておきましょう。

介護専門の転職サイトなどを見て、『今の職場と同じような介護施設がどんな給与・待遇で募集しているか』を確認してみるのもおすすめです。

今いる職員や利用者はどうなるんだ？あなたのせいで人手不足になるんだぞ？もうしばらくは、今まで通りの給料で激務に耐えてくれ。

すぐに辞める決意をしっかりと持ちましょう。悪いのは改善できない経営者です。退職届を出して有給休暇を取れば今すぐに転職活動を始められます。

介護業界ならいつでも転職できるとはいえ、他業界への転職を目指すなら、年齢を重ねれば重ねるだけ転職も不利になります。

さらに、厳しい職場環境に耐えているうちに、心身ともに疲れて身動きが取れなくなります。身体を壊したら元も子もありません。

「介護業界は横のつながりがあるから、勝手に辞めたら次の就職が不利になる」
「どこの介護施設だって有給を取れないし残業代も出ない」
「なんで休日出勤に文句言うの？どこも手当なんて出ないよ」

どれもブラック介護施設あるあるです。

介護職員さんの中には「次の就職が不利になる」「残業代が出ないのが当たり前」と思っているかたは多いですが、決してそんなことはありません。

「介護業界はどこも同じ」なんて言われることはありますが、決してそんなことはありません。

介護職員は年々増えており、介護職員の待遇や収入も高くなっている傾向があります。厚生労働省の調査によると、介護事業所の常勤職員の平均給与は2017年9月時点で前年より月額1万2200円増えています。

介護施設には大きく分けて次の２つがあります。

恒常的に人手不足だからこそ「転職したところで介護業界なんてどこも同じ」と言って引き止めるわけです。

もし少しでも興味があるなら、「あなたがどんな職場で働けそうか」を確かめるためにも、介護専門の転職サイトを見てください。

介護専門のおすすめ転職サイト

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