介護現場である程度の仕事ができるようになると「ユニットリーダー(副主任)」や「介護主任」に指名されて、事業所内で指導する立場になります。
現場の指揮を執る中間管理職なので待遇はよくなりますが、的確な指示・指導が求められるのでストレスも多くなります。
特に人手不足の介護施設では、ユニットリーダーになった方の負担は非常に大きいです。せっかく任命されたのに「ユニットリーダーを辞めたい」と思いながらリーダー業務にあたっている人が多いです。
しかし、ユニットリーダーの経験さえあれば、今よりも待遇のよい職場へ転職しやすくなるメリットがあります。リーダー職を辞めて今の職場に留まるのも悪くはありませんが、転職エージェントを利用して近場の介護事業所を紹介してもらうのがオススメです。
ユニットリーダーに任命される理由に問題がある
介護施設によっては、本人の経験の長さや個人のスキルの高さを理由に、ユニットリーダーに任命されることが多いです。
ユニットリーダー研修があるとはいえ、1週間~10日ほどの講義・演習+実地研修で人をまとめられるリーダーになれるわけではありません。
むしろ現場で指示を求められて戸惑うことの方が多いでしょう。
人手不足が理由でリーダーになっていませんか?
介護業界に限らずリーダーとしての立ち回りができる人材は少ないです。しかし複数の人間が協力して業務を進める職場ではリーダー職が必要です。
人手不足の介護施設では、「経験が長い」「他にできる人がいないから」という理由であっても、誰かをリーダー職に任命して複数の仕事を担当させなければいけません。
ユニットリーダーに不満を抱えている人のほとんどは、次のような介護施設で働いています。
- 離職率が高い
- 常に人手不足
- 経験の少ない職員が多い
もっとも通常の介護業務をこなすことがやっとで、リーダー業務には手が回らないのもよくあることです。最悪のケースでは体を壊してしまうこともあるでしょう。
慣れないリーダー職の立ち回りで心身ともに疲れ切ってしまった時は、すぐにでも今の職場から離れたほうがよいです。
ユニットリーダーの経験があれば転職でも有利になる
「介護業界なんてどこも同じ」と言われることはありますが、決してそんなことはありません。2009年と2012年に介護報酬が上がっていますし、介護職員は年々増えています。
つまり
- 人員が適切に配置されている(少なくとも激務ではない)
- 平均よりも高い給料を貰える
こんな職場に転職できる可能性は年々高まっているのです。
「ユニットリーダーの経験がある=介護の仕事に対して真面目に取り組んでいた」と評価されます。
転職先でリーダー職をやらなければいけないわけではありませんから、今の職場に不満があるなら転職活動の第一歩を踏み出してみてはいかがですか?
