【未経験者向け】30代で介護業界に転職する人が確認しておくポイント

介護業界は8割以上が中途採用者です。どこの施設も人手不足なので、30代で未経験でも早めに内定を獲得できるでしょう。

未経験で介護施設に転職する場合は介護初任者研修を取得してから応募する方が多いです。無資格でも採用されるので、働きながら資格を取得していくことになります。

ひとことに未経験といってもフルタイムとパートで話しが違ってきますから、それぞれ分けて説明します

フルタイム勤務する場合（正社員）

地域によって異なりますが、未経験で転職1年目の基本給は15万～20万円になります。ここに夜勤手当・残業手当がつきます。派遣の場合は資格ありで時給～1200円ほどになります。

無資格者は身体介護ができません。身体介護とは、食事・入浴・着替え・排泄のような身体に直接触れる介護業務のことです。身体介護をするためには「介護初任者研修（旧・ホームヘルパー2級）」が必要です。介護初任者研修さえ修了すれば職場でできる業務が広がります。

訪問介護事業所で「サービス提供責任者」になるためには実務者研修（旧・ホームヘルパー1級）が必要です。一定の研修を修了した介護職員は、一定の条件のもとで「たんの吸引」や「経管栄養」を行うことができます。

実務者研修（旧・ホームヘルパー1級）を修了し、国家資格の「介護福祉士」を取得しましょう。介護福祉士はほとんどの職場で資格手当がでます。

以前に比べればずっとマシとはいえ、介護業界は離職率が高いです。その一番の問題が「給与」です。30代となれば結婚・子育ての問題がありますから、やりがいだけで仕事を続けていくのは不可能です。

そこで重要なのが次の３つです。

当たり前ですが、介護業界でも給料が比較的多い会社と少ない会社があります。なるべく多い職場を選ばなければ長く続けられません。参考までに介護業界で給与が高いのは「介護老人福祉施設・介護老人保健施設・訪問介護事業所」です。

夜勤を増やせば給与は増えます。しかし夜勤が多いと自分の心身ともに疲れ果ててしまいます。人手不足で激務の職場では、手厚い介護ができずにやりがいすら失うこともあります。

給料や夜勤の回数は求人票でわかりますが、施設が人手不足かどうかは分かりにくいです。介護専門の転職支援サービス（転職エージェント）を利用してどんな職場か確認するのがおすすめです。

子育てに余裕ができたりダブルワークとして介護業界を検討しているかたは多いです。勤務シフトの融通がきく訪問介護（ホームヘルパー）や病院勤務は人気があります。

パートの時給は900円～1200円ほどが一般的です。（地域によって異なります）

訪問介護の仕事をするためには「介護初任者研修（旧・ホームヘルパー2級）」が必要です。食事・入浴・着替え・排泄のような身体に直接触れる身体介護業務を行えるので、仕事の幅が広くなります。

日勤なしの夜勤専従という働き方もあります。時給が比較的高く、生活リズムが安定するので夜勤に苦手意識がないかたにはおすすめです。

介護専門のおすすめ転職サイト

対応エリア	北海道,宮城,新潟,石川,東京,神奈川,千葉,埼玉,群馬,栃木,茨城,大阪,兵庫,京都,滋賀,奈良,和歌山,愛知,岐阜,静岡,三重,広島,山口,岡山,福岡,佐賀
得意分野	ケアマネージャー,介護福祉士（介護士）,介護職員基礎研修,介護職員初任者研修,介護職員実務者研修,社会福祉主事任用,介護未経験・介護資格なし
条件	無資格OK、未経験OK