『育児がひと段落したからもう一度介護業界で働きたいな。でも夜勤はできないし残業も無理だし…、どこで仕事を探そうかしら?』
結婚や出産を機に介護の仕事を辞めたけれど「資格もあるのだから、もう一度介護業界で働きたい」と再就職を考える主婦が増えています。
しかし、仕事のブランクがあって職場復帰が不安だったり、一歩踏み出すのが難しい人もいます。
そんな主婦の方におすすめなのが「介護派遣」という働き方です。「シフト調整がしやすい」「残業を断れる」など家庭との両立がしやすく、「時給が高い」「サービス残業がない」ので効率的に働けます。この記事では、主婦が介護派遣で仕事復帰するメリットや時給相場、実際の始め方までまとめて解説します。
介護の派遣ってどういう仕組み?
派遣の仕事は「派遣会社に登録して、派遣会社から紹介された介護施設で派遣スタッフとして働く」のが基本です。

あなたは派遣会社と雇用契約を結び、派遣会社は介護施設と派遣契約を結びます。
派遣スタッフ(あなた)が業務指示を受けるのは現場の職員ですが、派遣スタッフ(あなた)の雇い主は派遣会社です。
ブランクがあっても派遣なら復帰しやすい理由
「何年も現場を離れているから、いきなり正社員は不安…」という主婦の方は多いはずです。実は、介護業界は慢性的な人手不足のため、ブランクがあることを過度に心配する必要はありません。
派遣が特にブランクのある主婦に向いている理由は、次の3つです。
- 就業前に職場の雰囲気や業務内容を担当者から詳しく説明してもらえる
- 短時間勤務や軽めの業務から始められる求人を選びやすい
- 合わないと感じたら担当者に相談してすぐに別の職場に切り替えられる
正社員の再就職だと「入ってみたら合わなかった」場合に辞めづらいものですが、派遣なら担当者が間に入ってくれるため、ブランクがある人ほど「まずは派遣で慣らす」という選択がしやすいのです。
介護職への復帰に派遣をおすすめする理由
介護職の経験や資格があれば派遣先は色々と選べます。
- シフト調整がしやすい
- 残業を断れる
- サービス残業がない
- パートよりも時給が高い
- 派遣会社の福利厚生を受けられる
介護職員初任者研修(旧・ホームヘルパー2級)があれば時給1500円以上の職場も選択肢に入ります。
大手の派遣会社を利用すればサービス残業はありません。派遣会社は派遣手数料を受け取っているので、派遣スタッフがサービス残業をすると、それだけ派遣会社の損になります。もしもサービス残業があった場合は、派遣会社に相談すれば担当者が職場へクレームを入れますし、派遣会社が残業分を補填してくれます。
派遣のデメリット
一般的な登録型派遣の場合、ボーナスがありません。
最近増えてきた常用型派遣(派遣会社の正社員として介護施設へ派遣される働き方)の場合はボーナスもあります。ただし、まだまだ数が少ないのが現状です。
ボーナスや雇用の安定を重視する方は、正社員・パート求人も含めて幅広く比較検討するのがおすすめです。
介護派遣の時給相場と主婦が高時給を目指す方法
介護派遣の平均時給はおおよそ1,300円台とされていますが、資格や勤務条件によって幅があります。
- 無資格:時給1,300円前後~
- 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級):時給1,400~1,500円台
- 介護福祉士:時給1,500円台~
日中のみ・週3日程度の主婦向けシフトは、夜勤ありの求人に比べると時給はやや控えめになる傾向があります。それでも次のような工夫で時給アップを目指せます。
- 介護職員初任者研修などの資格を取得する
- 実務経験をアピールして経験者優遇の求人に応募する
- 週1回でも夜勤や早朝・深夜の時間帯を組み込む
- 担当者に時給交渉を依頼する
家庭の都合で夜勤や長時間勤務が難しい場合でも、資格取得や経験のアピールだけで時給が上がるケースは多いので、まずは派遣会社の担当者に希望を伝えてみましょう。
派遣・パート・正社員はどう違う?主婦にはどれが向いている?
「派遣」「パート」「正社員」のどれで復帰するか迷う主婦の方も多いはずです。それぞれの特徴を比較してみましょう。
- 派遣:時給が高め、残業やサービス残業を断りやすい、担当者のサポートあり、ボーナスは基本なし
- パート:職場に直接雇用されるため馴染みやすいが、時給は派遣よりやや低め、シフト交渉は自分で行う必要がある
- 正社員:収入や雇用は安定しボーナスもあるが、夜勤や残業が発生しやすく家庭との両立が難しい場合がある
「まずは無理なく仕事に慣れたい」「家庭の予定に合わせて働きたい」という主婦の方には、担当者のサポートを受けながら柔軟に働ける派遣が特に向いています。慣れてきたら正社員登用やパートへの切り替えを検討するのも一つの方法です。
派遣登録から実際に働き始めるまでの流れ
介護職に強い派遣会社はいくつかありますが、どこに登録すればいいか迷う方は、下記の記事も参考にしてください。
【高時給】介護業界に強い派遣会社をまとめました
https://kaigotenshoku.net/hakengaisha/
登録から就業までの流れは次のようになります。
- 介護専門の派遣会社に登録する
- 担当者に希望の条件を伝える
- 派遣スタッフとして働く施設を紹介してもらう
- 就業開始日を決めて派遣の仕事開始
職場の雰囲気や業務内容については就業前に説明して貰えます。もしも「わたしにはこの職場は合わないな…」「重労働で腰が痛くなるから無理」などがあれば、担当者に伝えて他の派遣先を紹介して貰えます。
介護に強いおすすめ派遣会社
主婦が介護派遣で復帰する場合、担当者との相性やサポート体制が働きやすさを大きく左右します。登録する派遣会社によって、紹介してもらえる求人のシフトの柔軟さや時給、フォロー体制は異なります。
複数の派遣会社に登録して比較検討することで、自分の希望条件(勤務日数・時間帯・時給など)に合った職場に出会いやすくなります。介護業界に強い派遣会社の特徴や選び方は、下記の記事で詳しく比較しています。
【高時給】介護業界に強い派遣会社をまとめました
https://kaigotenshoku.net/hakengaisha/
よくある質問(FAQ)
Q. ブランクが長くても派遣で働けますか?
A. 介護業界は人手不足のため、ブランクがあっても働ける求人は多くあります。担当者に不安な点を伝えれば、無理のない職場を紹介してもらえます。
Q. 資格がなくても介護派遣に登録できますか?
A. 無資格・未経験でも応募できる求人はあります。ただし、資格があるほうが時給や求人の選択肢は広がります。
Q. 扶養内で働くことはできますか?
A. 勤務日数や時間を調整すれば扶養内での勤務も可能です。登録時に希望条件として担当者に伝えましょう。
Q. 派遣から正社員になることはできますか?
A. 派遣先の施設に正社員登用の制度がある場合や、就業を経て直接雇用に切り替わるケースもあります。希望があれば担当者に相談してみましょう。
まとめ
主婦が介護業界に復帰する際、ブランクや家庭との両立に不安を感じるのは自然なことです。派遣であれば、シフトの融通が利きやすく、担当者のサポートを受けながら自分のペースで復帰できます。まずは派遣会社に登録し、希望条件を伝えるところから始めてみましょう。
