介護職員初任者研修は、介護職の「入門」の位置付け資格です。厚生労働省が認定する介護職員の公的資格で、介護の基礎知識やスキルを証明できます。
旧制度の「ホームヘルパー2級」に該当するので、ホームヘルパー2級を取得済みの場合は、介護職員初任者研修取得済みと同等扱いになります。
介護職員初任者研修を修了していると、介護施設において身体介護(食事・入浴・着替え・排せつなどのケア)を行うことができます。できる業務が増えるので資格手当も付きますし、就職・転職にも有利です。
上位資格には「実務者研修」があります。
「介護職員初任者研修」を取得する3つのメリット
1.できる業務の幅が広がる
無資格者は身体介護を行えません。身体介護とは食事・入浴・着替え・排せつなど、利用者の身体に直接触れて行う介護業務です。
利用者宅を訪れる「訪問介護」や「訪問入浴」の仕事をするには介護職員初任者研修が必須です。
2.基本給が高いor資格手当がつく
できる業務が多いので、給料も無資格者よりは高くなります。
正社員なら資格手当がつきますし、派遣・パートなら時給が高くなるケースが多いです。
3.キャリアアップに有利
初任者研修を修了していると、上位資格である「実務者研修」の講習時間が450時間から320時間に短縮されます。
介護職員初任者研修⇒実務者研修⇒介護福祉士⇒ケアマネジャーとステップアップしていくのが一般的です。実務経験が3年以上で介護福祉士へ、5年以上でケアマネジャーの受験資格を得られます。
介護職員初任者研修の取得方法・カリキュラム
介護職員初任者研修は、都道府県が指定した事業者が行なう130時間のカリキュラムを修了して修了試験(筆記)で合格する必要があります。
130時間のカリキュラム項目・時間数は次の通りです。
- 職務の理解|6時間
- 介護における尊厳の保持・自立支援|9時間
- 介護の基本|6時間
- 介護・福祉サービスの理解と医療との連携|9時間
- 介護におけるコミュニケーション技術|6時間
- 老化の理解|6時間
- 認知症の理解|6時間
- 障害の理解|3時間
- こころとからだのしくみと生活支援技術|75時間
- 振り返り|4時間
研修費用は6万円前後です。基本的には講習をしっかり受ければ誰でも取得できますし、働きながら受講することもできます。
介護専門の人材紹介会社や派遣会社を通すと、研修費用なしで資格を取得することができます。
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- 働きながら0円で介護資格が取得できる
- 「週3日」「日勤のみ」など柔軟に働き方を選択可能
- 無資格・未経験OK
対応エリア 北海道,宮城,新潟,石川,東京,神奈川,千葉,埼玉,群馬,栃木,茨城,大阪,兵庫,京都,滋賀,奈良,和歌山,愛知,岐阜,静岡,三重,広島,山口,岡山,福岡,佐賀 得意分野 ケアマネージャー,介護福祉士(介護士),介護職員基礎研修,介護職員初任者研修,介護職員実務者研修,社会福祉主事任用,介護未経験・介護資格なし 条件 無資格OK、未経験OK -
- レバレジーズが運営する介護向け転職エージェント
- 未経験可の介護求人あり
- 無理な転職を勧めることはない
得意分野 介護未経験者・介護資格なしの求人案件が豊富 条件 無資格OK、未経験OK -
- リクルートが運営する転職総合サイト
- 未経験可の介護求人が豊富にある
- 介護専門ではないが、転職活動の最初に登録しておきたい
得意分野 介護未経験者・介護資格なしの求人案件が豊富 条件 無資格OK、未経験OK
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